ひっそりと静まり返って、窓外の淡い月光に照らされた植込みはまるで永遠そのものに繋がっているかのようだ。
稲垣 足穂 / 弥勒 作品を確認（amazon）
この表現が分類されたカテゴリ
月の光・月明かり
草むら・茂み
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
淡い（あわい）
月光（げっこう）
永遠（えいえん・とわ）
淡い・・・味や色や香りなどが薄い。光や形がぼんやりしている。
月光・・・月の光。
永遠・・・ある状態が果てしなく続くこと。物事が変化しないこと。無窮（むきゅう）。永久（えいきゅう）。
ここに意味を表示
月の光・月明かりの表現・描写・類語（空・中空のカテゴリ）の一覧 ランダム５
外へ出て見る。雪かと思うほど、四囲は月の光りで明るい。
林芙美子 / 新版 放浪記
黒い空に銀紙でも張ったような明るい月
阿刀田高 / ミッドナイト物語 amazon
このカテゴリを全部見る
草むら・茂みの表現・描写・類語（植物のカテゴリ）の一覧 ランダム５
（植え込み）刈りこまれたつつじが草をはむ羊のような姿でところどころに散らばっていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
ヘッドライトの光の先の方に、雑草の茂みがドキッとするほど鮮やかな緑色に浮き出す
日野 啓三 / 夢の島 amazon
このカテゴリを全部見る
「空・中空」カテゴリからランダム５
昨日の雨が嘘のようにやみ、見上げる空は鱗（うろこ）雲を撒き散らしたままからりと晴れる
福永 武彦 / 風のかたみ amazon
さらに幾夜かがあった。中隊を出る時三日月であった月は、次第に大きさと光を増して行った。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
「植物」カテゴリからランダム５
燃えるような彼岸花が咲いていた
浅田次郎 / 伽羅「鉄道員（ぽっぽや） (集英社文庫)」に収録 amazon
すっかり葉を落とした櫟（くぬぎ）や樫（かし）が、叩けばかあんと音を立てそうな固さで静かに立っている
黒井 千次 / 春の道標 amazon
同じカテゴリの表現一覧
空・中空 の表現の一覧
植物 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ
