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実家では私はなにもすることがなく、毎日、毎日、本当の休日です。
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 ページ位置:49% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......てはなにも特集が組まれていなかったうえ、花嫁たちのあふれる笑顔が満載のその雑誌は、いまの私がもっとも見てはいけない類のページばかりで、急いで雑誌を閉じました。 実家では私はなにもすることがなく、毎日、毎日、本当の休日です。母とショッピングに出かけて、いつも行っていた地元の百貨店でスカートを買ったり、自転車でお気に入りの川のほとりに出かけたりしました。ずっと住んでいたころには、あっ......
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暇・時間を持て余すの表現・描写・類語(時間・スピードのカテゴリ)の一覧 ランダム5
退屈な時には髯 の数さえ勘定して見たくなる者だ。昔 し獄に投ぜられた囚人の一人は無聊 のあまり、房 の壁に三角形を重ねて画 いてその日をくらしたと云う話がある。世の中に退屈ほど我慢の出来にくいものはない、何か活気を刺激する事件がないと生きているのがつらいものだ。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
何をしていいのか見当もつかない。いつまでも壁を睨んでるわけにもいくまい、と自分に言いきかせる。それでも駄目だった。卒論の指導教授がうまいことを言う。文章はいい、論旨も明確だ、だがテーマがない、と。実にそんな具合だった。久し振りに一人になってみると、自分自身をどう扱えばいいのかが上手く把めなかった。《…略…》まるで捜し物の最中に、何を捜していたのかを忘れてしまったような気分だった。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
本当にひまで、本当に余裕のある人は、あんまりいないんだよ。みんな、ひまそうにしてるけど、心のなかが 嵐 みたいに忙しいの。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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曜日・日々・休日の表現・描写・類語(人生のカテゴリ)の一覧 ランダム5
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「暮らし・生活」カテゴリからランダム5
何もないこと、何も起らないこと、平凡であることが人間にとって一番、幸福なのだ
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
「人生」カテゴリからランダム5
急な傾斜面に立っているような、いまにも転落して行く、安定のない生活
林 芙美子 / 浮雲 amazon
終わるのがこわいくらい完璧な一日
よしもと ばなな / ムーンライト・シャドウ amazon
「時間・スピード」カテゴリからランダム5
桜が咲いて散り、長い雨が街を洗い、白い雲が高く湧きあがり、葉が色づき、凍える風が吹く。そしてまた桜が咲く。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
弟はそれを、高価な宝石を扱うようにそろそろと口に運ぶ。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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