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お昼なので、赤い塗りの箱を山のように肩にかついで、そばやが行く。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:67% 作品を確認(青空文庫)
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昼・午後
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......らんで来る。 昼から万朝報に行く。 まだ係りのひとが来ていないと云うので、社の前の小さいミルクホールで牛乳を一杯飲む。人力車が行く。自動車が行く。自転車が行く。お昼なので、赤い塗りの箱を山のように肩にかついで、そばやが行く。かあっと照りつける往来を見ていると、肺が歌うなぞと云う詩を持ちあるいている自分が厭になって来た。誰も知らないところで、一人でもがいている必要はない。第一、大した......
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お昼なので、赤い塗りの箱を山のように肩にかついで、そばやが行く。
林芙美子 / 新版 放浪記
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