この僧は六十近い、丸顔の、達磨を草書に崩したような容貌を有している。
夏目 漱石 / 草枕 作品を確認(amazon)
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僧・お坊さん
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単語の意味
丸顔・円顔(まるがお)
容貌(ようぼう)
僧(そう)
丸顔・円顔・・・まるい形の顔。
容貌・・・貌(かお)の容(かたち)。顔かたち。顔つき。「容」は、訓読みで「かたち」と読める。「貌」は、訓読みで「かお」と読める。
僧・・・仏教の修行者。仏教団体に身をおいて修行を積むことを生涯の仕事とする人。また、その団体。
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僧・お坊さんの表現・描写・類語(職業・仕事のカテゴリ)の一覧 ランダム5
道詮和尚は、まるで桃いろのお菓子みたいに見えた。
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
轟くような大声で話す和尚には、私の心にひびくやさしさがある。世の常のやさしさではなく、村はずれの、旅人に木陰の憩いを与える大樹の荒々しい根方のようなやさしさである。
三島 由紀夫 / 金閣寺 amazon
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親指のない淫売婦
林芙美子 / 新版 放浪記
まるで人間を芥 だと思ってやがる。
林芙美子 / 新版 放浪記
蟻が、自分たちの道を決して見失わず、それからそれと、仲間の領分をひろげるように、家から家、村から町を縫いつないで、細かな商売を積み重ねる薬売り
永井竜男 / 風ふたたび「永井龍男全集 5 長篇小説 1」に収録 amazon
(やり手検事の一つの典型像)挑発的なゼスチャーや攻撃的な尋問、言葉の端々に皮肉を込めた物言い……法廷にわざと波風を立たせるような戦術を好んで使った。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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