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お面のように白粉 をつけて、二重な笑いでごまかし
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:30% 作品を確認(青空文庫)
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化粧・白粉をした顔
愛想笑い・作り笑顔
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前後の文章を含んだ引用
......紅な着物のおそろいだそうである。都会の人間はあとからあとから、よくもこんなはずかしくもない、コッケイな趣向を思いつくものだと思う。又新らしい女が来ている。今晩もお面のように白粉 をつけて、二重な笑いでごまかしか……うきよとはよくも云い当てしものかな――。留守中、母から、さらしの襦袢が二枚送って来ていた。 * (一月×日) カフエーで酔客にもらった指輪が思......
単語の意味
白粉(おしろい)
白粉・・・化粧品のひとつで、顔につけたり塗ったりする白い粉。また、それを練り合わせたもの。肌を色白に美しく見せる目的で使う。粉白粉・水白粉・練り白粉・紙白粉・固形白粉などがある。「しろい」は、「白い物」を意味する。
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化粧・白粉をした顔の表現・描写・類語(顔のカテゴリ)の一覧 ランダム5
目の縁 に憂いの雲をかけたような薄紫の暈
有島武郎 / 或る女
盛花のような顔
林芙美子 / 新版 放浪記
濃い白粉の上に、クッキリと赤い唇紅、黒い眼鏡-まるで、新しいトランプのように、鮮かな顔だ。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
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シンイチは貧血状態になり蒼白だった。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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彼女の手指の爪には、上品な白とベージュのフレンチネイルが施されて小粒のラインストーンが光っている。
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
隣に座ったのは初めてだった。甘い苦みを含んだような柑橘系のコロンの香りがした。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
ペンキの白と赤を塗ったような凄い化粧
獅子 文六 / てんやわんや amazon
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
暗闇の中で薄氷を踏むような顔
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
無理に隅っこから引っ張り出される猫のように迷惑そうな顔
伊藤 整 / 青春 (1960年) amazon
「笑う・笑み」カテゴリからランダム5
中立的な微笑を口もとに浮かべて
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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