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素袷すあわせの肌ごこちや、女あそびを思わせる初秋の風
吉川英治 / 治郎吉格子 ページ位置:1% 作品を確認(青空文庫)
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微風・そよ風
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前後の文章を含んだ引用
......病人を装って辛抱していたこの有馬の湯治場とうじばから、世間の陽あたりへ歩き出せば、すぐにあしのつくというくらいな寸法は、なにも、気がつかずに立った治郎吉じろきちではなかった。  素袷すあわせの肌ごこちや、女あそびを思わせる初秋の風は、やたらに、治郎吉を退屈の殻からそそった。  ――で、無性むしょうに、あぶない世間が恋しくなって、有馬の槌屋つちやを立ったのが七十日ぶりの爽やかな秋の朝で、湯治中すっかり馴染に......
単語の意味
初秋(しょしゅう・はつあき)
初秋・・・秋の初めごろ。新秋(しんしゅう)。陰暦7月の異名。孟秋。
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山の動物も、冬ごもりの準備で忙しく走りまわっているようだ。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon関連カテ
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微風が到るところで、彼女(高原)の柔らかい産毛のような若草と戯れ
立野 信之 / 軍隊病「軍隊病―兵士と農民に関する短篇集 (昭和4年) (日本プロレタリア作家叢書〈第5篇〉)」に収録 amazon関連カテ草原・芝生微風・そよ風
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夕空に舞い狂う赤とんぼの色。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon関連カテ赤色(赤い)トンボ
庭の柿の実が重たげに枝をしならせる頃
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
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初夏の薫風
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ微風・そよ風
ゆすぶられるような激しい風が吹く。
林芙美子 / 新版 放浪記
坂道の上から こがらし が吹きおろしていた。
浅田次郎 / 伽羅「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon関連カテ冷たい風・冬の季節風坂道・斜面・勾配
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