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森閑と眠りこけている遊廓
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:85% 作品を確認(青空文庫)
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閑散・人気(ひとけ)がない
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前後の文章を含んだ引用
......乱れている。花はいたって幸福だ。電車通りのムサシノ館はカリガリ博士。久しく活動もみないので、みたいなと思う。街を歩きながらうとうととした気持ちなり。平和な気配。森閑と眠りこけている遊廓のなかを通ってみる。どの家の軒にも造花の桜が咲いている。
裏町の黄色い空に のこぎりの目立ての音がしている 売春の町にほのめく桜 二月の桜 水族館の水に浮く金魚色の女の
......
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森閑・深閑(しんかん)
森閑・深閑・・・物音が何一つもなく、静まり返ってるさま。「森」は「静まりかえるさま」をあらわす字。「閑」は訓読みで「しず(か)」「のど(か)」とも読める。
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直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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林芙美子 / 新版 放浪記
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