TOP > 感覚表現 > 光と影 > 室内の闇・部屋が暗い
部屋の中は真っ暗だった。窓の重厚なカーテンが引かれ、室内の明かりはすべて消されている。カーテンの隙間から僅かに光の筋が漏れていたが、それもかえって暗闇を際だたせる役目しか果たしていなかった。
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室内の闇・部屋が暗い
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暗闇(くらやみ)
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室内の闇・部屋が暗いの表現・描写・類語(光と影のカテゴリ)の一覧 ランダム5
窮屈な部屋の天井からぶら下がった裸電球は、真下を 微かに照らすだけで本棚に並べられた背表紙の文字を一つも読ませなかった。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
電燈が馬鹿にくらい。どんなおばけが出て来るかと思った。
林芙美子 / 新版 放浪記
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彼女は、駅の灯に顔を横から照らされて彫像のように見える。
椎名 麟三 / 永遠なる序章 amazon
ぷすっと穴をあけたように一条の黄ばんだ光が閃く
本庄 陸男 / 石狩川 amazon
生い茂った樹木のせいで、公園のあたりの闇は厚く濃く見える
落合恵子 / シングルガール amazon
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油じみた襟元 を思い出させるような、西に出窓のある薄ぎたない部屋
有島武郎 / 或る女
なんだか無法地帯といった印象。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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