快味に浸 って
吉川英治 / 八寒道中 ページ位置:41% 作品を確認(青空文庫)
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快感・心地いい・快い
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前後の文章を含んだ引用
......める酒を程よくすまし、膳を下げて貰った後、三五兵衛は炬燵 に手を入れて、 「驚いたろう村上賛之丞。何しろ、一つ家の軒下に、おれという者が来たのだからな……」と、例の快味に浸 っていた。 ふと炬燵の横を見ると、先刻 、お慰 みにと誰か置いて行った、六、七冊の草双紙が重ねてある。 炬燵蒲団 へ横顔を当てながら何気なく、上の一冊をめくってみると、城......
単語の意味
快味(かいみ)
快味・・・きもちのいい感じ。心地よさ。心地いい味。おもしろみ。
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霰に打たれるような、冷い、眩しい快感が間崎の五感を斜に駆けめぐった。
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
全身がわき立つような快感をおぼえた。
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
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茨に刺された傷の痕を、親切な手でさすってもらってでもいるような心地よさ
谷崎 潤一郎 / 痴人の愛 amazon
恐怖もなく、自分の肉体までが水晶のように透き通っているような感じ
椎名麟三 / 永遠なる序章 amazon
声を裏返して笑った。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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