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(霜焼けの足指)私は人に隠れて思い切り足をいていた。指が赤くほてって、コロコロにふくれあがると、針でも突きさしてやりたい程切なくて仕様がなかった。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:25% 作品を確認(青空文庫)
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あかぎれ・しもやけ・凍傷
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前後の文章を含んだ引用
......、事務を取っている私の空想は、何もかも淡々しく子供っぽくなって来る。  雪の頃になると、いつも私は足指に霜やけが出来て困った。――夕方、沢山荷箱を積んであるかげで、私は人に隠れて思い切り足をいていた。指が赤くほてって、コロコロにふくれあがると、針でも突きさしてやりたい程切なくて仕様がなかった。 「ホウえらい霜やけやなあ。」  番頭の兼吉さんが驚いたように覗いた。 「霜やけやったら煙管きせるでさすったら一番や。」  若い番頭さんは元気よくすぽんと煙草入れの筒を抜くと......
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足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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雑踏に酔う
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
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