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祈りを次から次へと唱え、気をまぎらわそうとしたが、しかし祈りは心を 鎮めはしない。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:45% 作品を確認(amazon)
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誤った考えを払いのける・頭から振り払う
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......nctum qui custodiat fovéat protegat, visitet, taque defaendat omnes habitantes……祈りを次から次へと唱え、気をまぎらわそうとしたが、しかし祈りは心を鎮めはしない。主よ、あなたは何故、黙っておられるのです。あなたは何故いつも黙っておられるのですか、と彼は呟き……。 夕方、戸がふたたび開いた。番人が南瓜を幾つか、木の椀に入れ......
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私はそういうものを頭に入れまいと無視して常に自分だけの空間を生きようとつとめていたが、電波のように細かい粒子で飛びかうそんなものは、「気にしていない」という言葉を意識するだけで脳に侵入してくるようだった。
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頭に風が吹き込むような感触があり、上半身が震えた。寒気が走った。目をぎゅっと閉じ、数秒してから、開く。 女の(亡霊の)姿は消え、周囲の世界が復元している。
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遠く――回向院 の七刻 がうつつな耳に聞える。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
あがけばあがくほど底のない深さに身を没してしまう
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