安堵の吐息をつき
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:70% 作品を確認(amazon)
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ため息・吐息
ほっとする・緊張を解く
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前後の文章を含んだ引用
......家を覗き見る。 人の気配はどこにもなかった。 窓を開けてベランダに出る。隣の庭や通りのほうにも視線を巡らせてみる。 何もない。すっかり静かになっている。 尋恵は安堵の吐息をつき、ついでにベランダの洗濯物を取り込んだ。〈17〉 性癖 翌日、尋恵は朝から忙しかった。 勲は学法会の用事が残っているらしく、夕方まで家を空けるとのことだった。俊......
単語の意味
安堵(あんど)
吐息(といき)
安堵・・・安心すること。心配事がなくなって緊張から解放されること。
吐息・・・落胆したり、緊張がゆるんだりしたときに思わず吐く、大きな息。ため息。
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ため息・吐息の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ぶわあ、と、携帯から生ぬるい空気が吐きだされてきそうなほど、大きな溜息の音がした。
村田 沙耶香「コンビニ人間」に収録 amazon
草のような息をひとつ吐く
中上 健次 / 枯木灘 amazon
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ほっとする・緊張を解くの表現・描写・類語(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
心が糸のように解きほぐされてゆくのをかんじた。
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
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豚のように自分の吐いた汚物の中に顔を埋めて
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
体は重たい泥のように弾力なく崩折(くずお)れてゆくのだった。
阿部 知二 / 冬の宿 (1948年) amazon
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両手を叩いてみる。ぱん、と乾いた音が鳴ってすぐに消える。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
どっはああぁぁー、と、俺は肺ごとこぼれ落ちてしまいそうな深い息をはく。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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