どっはあぁぁぁー、と、私は全身が崩れ落ちるくらいのため息をつく。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:17% 作品を確認(amazon)
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ため息・吐息
ほっとする・緊張を解く
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前後の文章を含んだ引用
......見渡す。窓の脇に吊された男物の制服が目に留まり、手に取ったところで、さらなる緊急事態に私は気づく。 ああ、なんてことなの……! ……私、トイレに行きたい……。 どっはあぁぁぁー、と、私は全身が崩れ落ちるくらいのため息をつく。 男の体っていったいなんなのよ!? なんとかトイレはクリアしたものの、怒りでまだ体が震えている。おしっこをしようとすればするほど、なんとか指で方向を定めようとす......
単語の意味
溜め息・溜息・ため息(ためいき)
溜め息・溜息・ため息・・・気苦労や失望、また、感動したときや緊張がとけたときに、思わず出る大きな息。大息(おおいき・たいそく)。長息(ちょうそく)。
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ため息・吐息の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
震えるような細い吐息をゆっくりと吐き出し
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
身悶えるようなため息
吉田修一「悪人」に収録 amazon
胸の中が空っぽになるような深い溜め息が口からほとばしり出る
柴田 翔 / されどわれらが日々―(ロクタル管の話) amazon
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ほっとする・緊張を解くの表現・描写・類語(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
望外ともいえる和解金は、きりきりと張り詰めていた精神を解放し、これ以上無いほど弛緩させた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
まるで張っていた糸の一本が切れたように、心の重心の置き場をまだ見つけ得ない状態
佐多 稲子 / くれない amazon
なんだかほっとした。全身にこめられていた力がふわりと抜けていくような気がした。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「安心する」カテゴリからランダム5
猫が片手をあげてふざけている時のような甘ったれた表情
堀田善衛 / 広場の孤独 amazon
まっすぐ延ばせば月にだって届きそうなくらい長く深い溜め息
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
「嫌い」カテゴリからランダム5
有島武郎 / 或る女
「呼吸」カテゴリからランダム5
少しずつちぎって捨てるような苦しい溜息をついた。
林 芙美子 / 下町「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
私は厭なコロロホルムの匂いを押し花のように鼻におし当てていた。
林芙美子 / 新版 放浪記
「感動」カテゴリからランダム5
誰かが手を叩きはじめ、それがフロア中に広がっていく。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
迫田のひと言は、真冬の雪片のように揺れながら江原の心の底に、落ちた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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