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ちょっとした脚の置き方や、椅子のもたれ方がみな何処か隠れた性格の一部を現しているよう
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:3% 作品を確認(青空文庫)
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仕草・癖
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前後の文章を含んだ引用
......瞼の脹れぼったい凡俗な顔、皮膚が黒ずんで目鼻立の粗い、恐らくは口中が臭そうな容貌、又は、頬から口の辺にかけて肉の薄い、粘液質らしいすべすべした皮膚の持ち主。――ちょっとした脚の置き方や、椅子のもたれ方がみな何処か隠れた性格の一部を現しているようで、伸子はこの見ものを面白く感じた。正面から視た時は、怜悧そうに引緊っていたある青年の顔が側面から見るとまるで魯鈍ろどんさを暴露し力弱く見えた。――伸子はふと平生あま......
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足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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二人がもたれている観覧席のてすりは、すっかり温かくなっていた。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
万力のような抱擁だった。メキメキと骨が鳴った。
藤沢 周平 / 三ノ丸広場下城どき「麦屋町昼下がり (文春文庫)」に収録 amazon
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