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とんかつの美味しさは、厚みのある豚肉、それを包むサクサクしたパン粉の歯触り、噛み切ったときのジューシーで軟らかな豚肉のうま味、付け合せの千切りのキャベツのシャキシャキした歯触り、さらに、たっぷりかけたウスターソースとのハーモニーで生まれる。
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カツレツ・トンカツ
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単語の意味
ジューシー(じゅーしー)
ウスターソース(うすたーそーす)
歯触り(はざわり)
ジューシー・・・水気が多い様。肉汁や果汁などが豊かで、味が濃厚なさま。
ウスターソース・・・日本で言う一般的な「ソース」のこと。「ウスター」はソースが最初に作られたイギリスの地名から。野菜の液を使っているため、粘度が低く、さらりとした辛口が特徴。
歯触り・・・食べ物などを、歯で噛んだときの感触。歯で噛んだときの食べ物の感じ。
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カツレツ・トンカツの味、おいしさを伝える表現・描写(肉料理・加工品のカテゴリ)の一覧 ランダム5
狐色に揚がったやつにナイフを入れると、バリッところもがはがれる。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
(ハムカツ)ハムカツというのは、名称はハムカツだが、実際はソーセージ、という店が多い。これは非難していってるのではなく、ハムよりソーセージのほうがはるかにおいしいのである。ソーセージは、油を吸わせて熱を加えると一段とおいしくなる。これにコロモがついてトンカツソースが加わると一層おいしくなる。 ハムカツは、何となく、まがい物という見方をされている。 本来なら、豚肉であるべきところに、予算の関係でハムなんかで間に合わせて、ヤーイ、ヤーイ、といったような認識のされ方をしているが、ハムカツもおいしい店のは本当においしい。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon
ソース漬けになった薄いカツレツを熱いご飯にのせて食べるときの旨さといったら、堪えられない
池波正太郎 / 食卓のつぶやき amazon
豚肉をカツレツにすることが日本に流行したのは大正の関東大震災以後のことで、それまではビーフカツレツが主導権をにぎっていたようだ。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
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