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※備考※ 以降に解剖の描写が続く
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:47% 作品を確認(青空文庫)
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人体解剖(死体を切り裂く)
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前後の文章を含んだ引用
......の虐殺屍体を、隅から隅まで叮嚀に洗い浄 めましたが、次いでその皮膚の全面を、ガーゼと脱脂綿とでスッカリ拭い乾かしますと、その貧しい赤茶色の髪の毛を真二つに引分けて、傍 に光り並んでいるメスの一つを取上ると見る間に、屍体の眉間 の処をブスリと一突き……それから次第に後頭部に到る頭の皮を、一直線にキリキリと截 り開いて行きました。 ところで多少共にこの方面に関する知識を持っていられる方は、定めしここで「オヤ」と思われる事と存じます。若林博士のこうしたやり方は、普通の場合に於ける屍体解剖......
単語の意味
眉間(みけん・びかん・まゆあい)
眉間・・・眉(まゆ)と眉の間。額の真ん中。
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人体解剖(死体を切り裂く)の表現・描写・類語(骨・内臓のカテゴリ)の一覧 ランダム5
観音開きの戸のようにメスが入った皮膚を開き
島田 雅彦 / ある解剖学者の話「ドンナ・アンナ (新潮文庫)」に収録 amazon
柘榴のように切り裂かれた死体(ライヘ)
遠藤 周作 / 海と毒薬 amazon
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「骨・内臓」カテゴリからランダム5
黒い液体が、眉間 から青白いその顔へ、見るまに、いくすじも流れだしている。
吉川英治 / 野槌の百
「生と死」カテゴリからランダム5
永久に、中有 の闇へ沈んでしまった。
芥川龍之介 / 藪の中
眼を薄く開けた姑は、明らかに死んでいた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
このまま、なお持っていると、病気にでも取ッつかれそうな気がしていた簪
吉川英治 / 無宿人国記
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