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首をひねられた鶏のように、首をガクリ胸に落し込んで
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:55% 作品を確認(青空文庫)
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項垂れる・うつむく・頭を垂れる
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前後の文章を含んだ引用
......ええんだ。――要 らないものなんか見なくてもええ、仕事でもしやがれ!」 次の朝、雑夫が工場に下りて行くと、旋盤の鉄柱に、前の日の学生が縛りつけられているのを見た。首をひねられた鶏のように、首をガクリ胸に落し込んで、背筋の先端に大きな関節を一つポコンと露 わに見せていた。そして子供の前掛けのように、胸に、それが明らかに監督の筆致で、 「此者ハ不忠ナル偽病者ニツキ、麻縄 ヲ解......
単語の意味
首・頸・頚(くび)
胸(むね)
鶏・鷄・雞(にわとり・かけ・くたかけ)
首・頸・頚・・・1.頭と胴体をつなぐ細い部分。頸部(けいぶ)。また、「頭」そのものを指す場合もある。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
2.1に似た役割を果たす部分や似た格好の部分。衣服の襟(首にあたる部分)。「びんの首」「セーターの首」など。
3.免職や解雇することをあらわす。首を切るという意味から。
鶏・鷄・雞・・・キジ科の家禽。卵や肉を食用にするために飼う鳥。ペットとして飼うこともある。名前の由来は庭にいる鳥で「庭鳥」から。鶏冠(とさか)があり雄(おす)のそれは大きい。ほとんど飛べない。雄は夜明けを告げて魔を払うと信じられていた。「かけ」「くたかけ」は古名。
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青い顔で、罪人のようにうなだれる
源氏 鶏太 / 家庭の事情 (1963年) amazon
強い茎の花のようにぴんと上がっていた頭がだんだん垂れてくる
円地 文子 / 渦 amazon
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顔はりんごのやうに赤く
宮沢賢治 / ひかりの素足
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男が、蝙蝠のように袖を広げて格子に摑(つか)まる
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(病気で衰弱して死ぬ)弟は死んだ。十三カ月も生きることはできなかった。弟の身体は、最後、本当にガラス細工になってしまった。
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難しい顔をして虚空を睨み付けている
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