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正面から視た時は、怜悧そうに引緊っていたある青年の顔が側面から見るとまるで魯鈍ろどんさを暴露し力弱く見えた。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:3% 作品を確認(青空文庫)
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横顔
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前後の文章を含んだ引用
......液質らしいすべすべした皮膚の持ち主。――ちょっとした脚の置き方や、椅子のもたれ方がみな何処か隠れた性格の一部を現しているようで、伸子はこの見ものを面白く感じた。正面から視た時は、怜悧そうに引緊っていたある青年の顔が側面から見るとまるで魯鈍ろどんさを暴露し力弱く見えた。――伸子はふと平生あまり見たことのない自分の横顔について微かな不安を感じた。順々にわたって、彼女と斜向いになっているさっきの男、名も仕事も知らない中年の男の番が......
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怜悧・伶俐(れいり)
怜悧・伶俐・・・利口なこと。賢いこと。頭の回転が速いこと。また、そのさま。
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彼の横顔を見た。顎の曲線が濡れた果実のように見えた。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
おろしたての筆で描いたようにすらりとした椿の顎のライン
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ横顔
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