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池に浮いてる金魚麩 のようにふわふわしている
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:66% 作品を確認(青空文庫)
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落ち着きがない性格
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前後の文章を含んだ引用
......主人と対話する時の様子を拝見しているといかにも哲学者らしく思われるからである。これも昔 しの同窓と見えて両人共 応対振りは至極 打 ち解 けた有様だ。 「うん迷亭か、あれは池に浮いてる金魚麩 のようにふわふわしているね。せんだって友人を連れて一面識もない華族の門前を通行した時、ちょっと寄って茶でも飲んで行こうと云って引っ張り込んだそうだが随分呑気 だね」 「それでどうしたい」......
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池に浮いてる金魚麩 のようにふわふわしている
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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