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後ろから聞こえた声に、耳をくいと引っ張られる。
朝井 リョウ / 僕は魔法が使えない「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:85% 作品を確認(amazon)
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呼び声・掛け声
音(声)を聞く、聞こえる
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前後の文章を含んだ引用
......た。 俺が向き合いたいもの。俺は、下北沢で結実子さんに声をかけた。昨日結実子さんは、なんで私に声をかけたのか分かった、と言った。 魔法はとけてゆく。「新くん」 後ろから聞こえた声に、耳をくいと引っ張られる。俺はもう、この声で名前を呼ばれることはないと思っていたから、うまく反応できない。「ひさしぶりだね」 肩の上でふんわりとふくらんだ明るい茶色のボブが、幼い顔立ちに......
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呼び声・掛け声の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
低い声で呼ばれた自分の名が矢のようにわたくしの心に、体に刺さった。
大原 富枝 / 婉という女 amazon
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音(声)を聞く、聞こえるの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
吉川英治 / 銀河まつり
彼女の声が、鼓膜の深いところまで染み込んでゆく
小川 洋子 / 先回りローバ「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
(二階の姉妹の会話が)美しい言葉の流れが光のように振ってくる
伊藤 整 / 青春 (1960年) amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
にべもない、というコトバはこういうときに使うのです、というサンプルのような言い方
小池 真理子 / やさしい夜の殺意 amazon
叫ぶ声がか細い糸になって朝の空気の中に伝わってくる
黒井 千次 / 春の道標 amazon
床の下から鳴き出した虫のような憐れな声で呟く
横光 利一 / 春は馬車に乗って amazon
「音の響き」カテゴリからランダム5
先ほどから人の声が自分の 耳朶 をかすめていることに気づいた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
自分の声のひびきに、一種の不気味さを感じるほど、そこは静かである。
吉川英治 / 銀河まつり
発進しかけた車にクラクションをぶつけられた。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 amazon
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