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何処か遠いところで一声、急に、鋭く、長い尾を引っぱって汽笛が鳴った
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:7% 作品を確認(青空文庫)
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汽笛
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前後の文章を含んだ引用
......溌なにおいに心を誘われた。彼女は窓をしめ、寝室に行った。そして帽子をつけ、外套を着、さて戻って出すべき手紙をとりあげた時であった。  伸子は、異様な音響を聞いた。何処か遠いところで一声、急に、鋭く、長い尾を引っぱって汽笛が鳴ったと思うと、一時にあっちでもこっちでも、太い、唸る、顫える無数の汽笛が鳴り出した。音の林立という感じであった。ボーボー空気が濤のように揺れる。それに混り、ピーピー......
単語の意味
汽笛(きてき)
汽笛・・・機関車や蒸気船などの、蒸気を吹き込んで音を出す笛。
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港の方から遠く尾を引く汽笛が聞こえた。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ汽笛遠くの音
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宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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