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川の音も、水音としてではなくて、夜そのものが音を出しているような不思議な響きとして届いてくる。
吉本 ばなな / 大川端奇譚「とかげ (新潮文庫)」に収録 ページ位置:85% 作品を確認(amazon)
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川の音(せせらぎ)
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......考えが止まってしまった。 月が真っ黒な空に小さく光って、沈む街並みに真珠みたいに映えていた。 窓を開けると下の道を歩いていく人々の笑い声がかすかに聞こえてくる。川の音も、水音としてではなくて、夜そのものが音を出しているような不思議な響きとして届いてくる。 風も、どこから来たのか、どこかものすごく遠いところか、ものすごく近いところか、わからないくらいに自分を丸ごと取り巻いているように感じられる。恐ろしい臨場感だっ......
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ざあざあと力強く川音が響き、なにもかもを白く泡立てて押し流してゆく。
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