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こういうときの私の頭の切り替えは、天才的に速い。新たな認識の空間がにゅっと割り込んできてとけこんでしまう。継ぎ目や矛盾はない。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
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気持ち(頭)を切り替える
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前後の文章を含んだ引用
......と思うと同時に、彼が女の人を連れてきたということにショックを受けた。 でも、無理ないな、と思う。ずいぶん会ってないんだから。おたがいに何があってもしかたない。 こういうときの私の頭の切り替えは、天才的に速い。新たな認識の空間がにゅっと割り込んできてとけこんでしまう。継ぎ目や矛盾はない。頭を打ってからますますそうだ。 デパートに連れてってあげると言ってたのに二日酔いで出かけられなくなり約束を破った母を恨んで一日中泣いていた幼い私はどこへ行ったの......
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自然、財前の頭の中にある基軸は切り替わって、父親が経営していた会社の風景と重ね合わせるような視線になっていった。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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話はつい永くなって十時頃になってしまった。
岡本かの子 / 東海道五十三次
碧がぽつりと漏らした声が、愛子を元いた場所へと連れ戻す。 「ううん、そんなの全然」 太ももとジーパンが汗でぺったりとくっついていることや、変装用の碧のめがねがやっぱりあまり似合っていないこと、そういうことひとつひとつが、愛子を元いた場所へと必死に連れ戻してくれる。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
自分を回復した
有島武郎 / 或る女
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