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虚ろな対岸の明かりが、光と影の 縞模様を部屋中に張りめぐらせている。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 ページ位置:85% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......落ちた。彼はそのままの格好で、何気なく母親の部屋の窓から中を覗いた。 闇の底に母親の顔があった。青い斑状の焔に覆われた人間の背中が、その母親の上で波打っていた。虚ろな対岸の明かりが、光と影の縞模様を部屋中に張りめぐらせている。信雄は目を凝らして、母親の顔を見つめた。糸のように細い目が、まばたきもせず信雄を見つめ返していた。青い斑状の焔は、かすかな呻き声を洩らしながら、さらに烈しく波打......
単語の意味
虚ろ・空ろ・洞ろ(うつろ)
虚ろ・空ろ・洞ろ・・・1.空洞(くうどう)。空っぽ。中身が何もないこと。
2.心が空っぽになり、生気がないさま。表情がボーっとして気持ちがないさま。
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室内の闇・部屋が暗いの表現・描写・類語(光と影のカテゴリ)の一覧 ランダム5
襖をたてると昼間でも黄昏のように暗い部屋だった。
林 芙美子 / 河沙魚「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon関連カテ室内の闇・部屋が暗い障子(しょうじ)・襖(ふすま)
電灯の紐を引張った。小さな青い光が、部屋を沈め
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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薄暗いの表現・描写・類語(光と影のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ほのぐらい空間をすかせて白い彼女の顔が彼の前に浮いている。
野間 宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
高い重そうな建物が闇のなかにうすぐろくういて(いる)
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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室内に差し込む光の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
日はうららかに川面を射て、八畳の座敷は燃えるように照った。
谷崎 潤一郎 / 刺青「刺青・秘密 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「光と影」カテゴリからランダム5
衣の射る絹の光
横光利一 / 日輪
「室内のようす」カテゴリからランダム5
クリスマスといえど、1Kの部屋はいつも通り。どこも浮かれたところはない。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
後手でドアを閉めると風の音がぴたりと消えた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
綺麗に整頓されているというよりも、単に荷物がないだけに見えた。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon関連カテ室内の雰囲気整理整頓された
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