TOP > 感情表現 > 寂しい・喪失感


カテゴリ検索 単語の意味
触れ合うことのない深い孤独の底で、今度こそ、ついに本当のひとりになる。  人は状況や外からの力に屈するんじゃない、内から負けがこんでくるんだわ。と心の底から私は思った。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 ページ位置:78% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
孤独・一人ぼっち
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......店のガラス戸をじっと見つめて、風に揺れる外の音をぼんやり聞いていた。道ゆく人が寒い寒い、と言い合うのが聞こえた。夜は今日も世界中に等しくやってきて、過ぎてゆく。触れ合うことのない深い孤独の底で、今度こそ、ついに本当のひとりになる。 人は状況や外からの力に屈するんじゃない、内から負けがこんでくるんだわ。と心の底から私は思った。この無力感、今、まさに目の前で終わらせたくないなにかが終わろうとしているのに、少しもあせったり悲しくなったりできない。どんよりと暗いだけだ。 どうか、もっと明る......
ここに意味を表示
孤独・一人ぼっちの表現・描写・類語(寂しい・喪失感のカテゴリ)の一覧 ランダム5
孤独は太陽のように私を灼いた。
三島 由紀夫 / 仮面の告白 amazon
絃に背を向けられると月の裏側にいるみたいに冷える。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
寂しさを心で感じるの表現・描写・類語(寂しい・喪失感のカテゴリ)の一覧 ランダム5
異邦の人のようなさびしい持ち
有島武郎 / 生まれいずる悩み関連カテ寂しい孤独・一人ぼっち
このカテゴリを全部見る
「寂しい・喪失感」カテゴリからランダム5
果てしない砂の平原にひとりで投げ出されれば、窒息しそうな閉塞感に捉えられる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ砂漠・砂丘孤独・一人ぼっち
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
寂しい・喪失感 の表現の一覧 
寂しい・喪失感のレベル
少しさびしい
とてもさびしい
多くの感情は極限に達すると泣くにつながる
寂しい・喪失感の感覚、精神的な反応
寂しい・喪失感の表情、リアクション
その他の寂しい・喪失感の表現
次の文字を含む「寂しい・喪失感」の表現を検索
寂しい  哀愁        
感情表現 大カテゴリ
表現の大区分