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(陶器のデザイン)艶やかな生地で、パステル・カラーのものが夫の作品だ。色はところどころで濃くなったり淡くなったりして、風や水が流れるような微妙な陰影を描き出していた。柄のついたものはひとつもなかった。色の移り変わりがそのまま模様になっている。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 ページ位置:73% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......、実際に食卓で用いることのできる食器だった。それ以外には花器や壺などがいくつかあった。 エドヴァルトが言ったように、彼の作品とエリの作品の違いは一目でわかった。艶やかな生地で、パステル・カラーのものが夫の作品だ。色はところどころで濃くなったり淡くなったりして、風や水が流れるような微妙な陰影を描き出していた。柄のついたものはひとつもなかった。色の移り変わりがそのまま模様になっている。その発色がかなり高度な技術を要するであろうことは、陶芸にはまったくの素人であるつくるにも容易に想像できた。余計な装飾を排したデザインと、滑らかで上品な手触りが彼......
単語の意味
陰影・陰翳(いんえい)
艶やか(あでやか)
陰影・陰翳・・・1.影のこと。日が当たっていない暗いところ。
2.1が転じて、具体的に説明されていない部分。味わうことで理解できる、変化や含み。ニュアンス。「陰影に富む文章」
艶やか・・・女性の、上品な美しさの中に、性的な魅力が感じられるさま。艶(つや)があり美しいさま。美しくて華やかなさま。
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