TOP > 感覚表現 > 音の響き > 聴く・耳を傾ける


カテゴリ検索 単語の意味
それを、兵部ひょうぶひとごとのように、外の男は、そら耳にうけて、じっと、暗い川波を見つめていた
吉川英治 / 無宿人国記 ページ位置:9% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
聴く・耳を傾ける
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......の百本杭ひゃっぽんぐいあたりで、降ろして貰おう」 「まあ、そう申すな、炬燵こたつの火も、ちょうどよい加減、酒もあたたまっておる。はいって、一献いっこんやってはどうじゃ――河千鳥の声をさかなに」  それを、兵部ひょうぶひとごとのように、外の男は、そら耳にうけて、じっと、暗い川波を見つめていたが、 「オッ、寒いっ」  と、思わず、くさめを一つして、小袖で口をおさえた。 「風邪をひくぞよ、一角いっかく」 「えッ?」  男は、そう言った兵部の声を、疑うように、 「俺を、一角と......
ここに意味を表示
聴く・耳を傾けるの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
耳だけ寄せた。目と赤ペンは原稿から離れない。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
半ば目を閉じるように鼓膜に集中している
小川 洋子 / 乳歯「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧 
感覚表現 大カテゴリ
表現の大区分