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新しい風みたいなものが体内をかけめぐり、きっと明日の朝にはきのうまでのことがすっかりきれいにとり去られているだろう。
吉本 ばなな / キムチの夢「とかげ (新潮文庫)」に収録 ページ位置:95% 作品を確認(amazon)
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爽快・すっきり・清々しい気分
眠りに落ちる・寝つく
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前後の文章を含んだ引用
......新しい自分が始まる。新しい空気を吸って、見たこともない一日が生まれる。子供の頃、例えばテストが終わった放課後や、部活の大会があった夜はいつもこういう感じがした。新しい風みたいなものが体内をかけめぐり、きっと明日の朝にはきのうまでのことがすっかりきれいにとり去られているだろう。そして自分はすっかりいちばんおおもとの、真珠みたいな輝きと共に目を開くのだろう。いつもお祈りのようにそう思ったあの頃と、同じくらい単純に素直に、そう信じることが......
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気が済むと云う事は一番金のかからない愉しみだ。
林芙美子 / 新版 放浪記
頭の中で沸き返った凄い泡のようなものがようやく静まる
夏目 漱石 / 門 amazon
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眠りに落ちる・寝つくの表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
僕はボートの底に身を横たえて目を閉じ、満ち潮が僕をしかるべき場所に運んでいってくれるのを待った。
村上春樹 / パン屋再襲撃「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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少しずつちぎって捨てるような苦しい溜息をついた。
林 芙美子 / 下町「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
頭が痛くなるほど昼寝したあと
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
広い食堂 の中を片づけてしまって初めて自分の体になったような気がした。
林芙美子 / 新版 放浪記
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
草に寝転んでいると、躯ごと土の中へ持ってゆかれそうだ。
林芙美子 / 新版 放浪記
そんな話をしばらくしているうちに、少しずつやりとりが間遠になり、やがて傍らから小さな寝息が聞こえてきた。城戸は、暗がりの中で急速にそれが深まって行くのを待ってから、布団を掛け直し、そっと子供部屋をあとにした。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
まるで息をしていないように眠っていた。
庄野 潤三 / 静物 amazon
不規則に寝たり起きたりしていたので、調子が変だった。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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