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夕闇は次第に空を低くして、見上げると、門の屋根が、斜につき出したいらかの先に、重たくうす暗い雲を支えている。
芥川龍之介 / 羅生門 ページ位置:22% 作品を確認(青空文庫)
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雨雲・暗雲 夕焼けの雲
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前後の文章を含んだ引用
......めもない考えをたどりながら、さっきから朱雀大路にふる雨の音を、聞くともなく聞いていたのである。  雨は、羅生門をつつんで、遠くから、ざあっと云う音をあつめて来る。夕闇は次第に空を低くして、見上げると、門の屋根が、斜につき出したいらかの先に、重たくうす暗い雲を支えている。  どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいるいとまはない。選んでいれば、築土ついじの下か、道ばたの土の上で、饑死うえじにをするばかりである。そうして、この門の......
単語の意味
見上げる(みあげる)
夕闇(ゆうやみ)
甍(いらか)
見上げる・・・1.下から上のほうを見る。
2.立派だなぁ、と感心する。
夕闇・・・日が沈んで、月が出るまでの間の薄い暗闇。夕方、月がなくて暗いこと。
・・・1.瓦で覆われた屋根。また、その瓦。
2.屋根の頂上の部分。
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(暗い空)古綿色の雲が低くこの街を覆っている
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
無気味な暗い雲
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戸外そと も夕方のように灰色をしていた
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