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音という音は絶え果てていた。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:80% 作品を確認(青空文庫)
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夜のしじま(静けさ)
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......まった。看護婦が激しく玄関の戸締まりする音が響いて、そのあとはひっそりと夜がふけた。遠くの部屋でディフテリヤにかかっている子供の泣く声が間遠まどおに聞こえるほかには、音という音は絶え果てていた。  葉子はただ一人ひとりいたずらに興奮して狂うような自分を見いだした。不眠で過ごした夜が三日も四日も続いているのにかかわらず、睡気ねむけというものは少しも襲って来なかった。......
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窓の外には静かな夜が舞い降りていた。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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