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機嫌をとり結ぶべく、心を砕 いた賄賂
吉川英治 / 増長天王 ページ位置:98% 作品を確認(青空文庫)
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プレゼント・贈り物・土産
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前後の文章を含んだ引用
......話した言葉と違って、千代田の城へは入らずに、時の権勢家 、田沼山城守意知 の屋敷へ贈物とされることになった。 これは鍋島家が、山城守に睨まれていたことがあって、その機嫌をとり結ぶべく、心を砕 いた賄賂 であった。賄賂といっては、久米一が作らぬだろうと、頼母 に旨 を含 ませたのである。 ところが、増長天王を田沼山城の屋敷へ贈る手続きをしている間に、三月、江戸城朝会 の......
単語の意味
心を砕く(こころをくだく)
心を砕く・・・いろいろなことに気を配る。心配する。
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彼は手みやげにサーティーワン・アイスクリームの詰めあわせを持ってきたが、うちの冷凍庫は狭いうえに冷凍食品がぎっしりと入っていたので、それを詰めこむのにひどく苦労をした。まったく世話のやける男だ。
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
(贈るときの「つまらないものですが」)「あなたは立派な人です。どんな贈り物でも立派なあなたにふさわしいものはありません。あなたの足下に何を置いても、私の善意のしるしとしてしか受け取れないでしょう。だからこの品物の価値ではなく、私の心のしるしとして受け取って欲しい。最上の品物でもあなたに十分にふさわしい物といえば、それはあなたの価値に対する 侮蔑 となるでしょう」
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
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グレートヘンのように糸繰車を廻している
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敷布が真っ白で、石灰のようにかわいている
黒井 千次 / 群棲 amazon
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