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(京都のうどん)四十年も前のうどんの味は、いまの京都に正しく温存されている。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:86% 作品を確認(amazon)
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懐かしい味・変わらない味
うどん
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前後の文章を含んだ引用
......れはどうも、私たちにはいけなかった。 京・大阪のうどんのうまさについて、くだくだしく書きのべるにもおよぶまい。名の知れた有名店でなくとも、どこの店でもうまい。 四十年も前のうどんの味は、いまの京都に正しく温存されている。 京都へ行って、うどんが食べたくなると、そこにある店へ安心して飛び込むが、園社の石段の傍にある〔初音〕は、私の行きつけの店だ。 老夫婦が、むかしのままにやってい......
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〔赤てん〕を火に焙り、おろし醤油で食べたとき、私は十何年も若返ったような気もちになった。食べものと人間のこころのむすびつきは、まことに、奇妙なものである。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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腹には十分コーヒーがはいっていた。胃袋のなかのコーヒーが口のところに出てきそうな位であった。
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
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米を米粒のまま炊いて炒めたのがチャーハン。米を粉にし、麺にして油で炒めたのが焼きビーフン。だから焼きビーフンが旨くないわけがない。
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
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