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潤んだ目の下に、房のような 弛みができており、大きな鼻とあいまって 依怙地 そうな印象を与えた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 ページ位置:40% 作品を確認(amazon)
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目(瞳)の雰囲気
頑固・意地っ張り・負けず嫌いな性格
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前後の文章を含んだ引用
......山勇一さんですか──」 勝田が声をかけた。 途端に、男の丸い肩が痙攣するように動くのが見えた。「ええ、そうですけど」 振り向いた顔が、こころなしか青ざめていた。潤んだ目の下に、房のような弛みができており、大きな鼻とあいまって依怙地そうな印象を与えた。 勝田と庄司が身分を明かすと、米山勇一がかすかに息を吞んだ。「私に何か」「ご子息の克己さんのことで、お訊きしたいことがありまして」 その拍子に、米山は両手に抱え......
単語の意味
相俟って(あいまって)
依怙地(いこじ・えこじ)
弛み(たるみ)
弛む2(たゆむ)
相俟って・・・お互いに影響を受けて。二つの要素が重なり合って。
依怙地・・・頑なに自分の考えや行いを押し通そうとすること。また、そのさま。意地っ張り。片意地。意固地。
弛み・・・ぴんと張っていた物や気持ちがゆるむこと。
弛む2・・・いやになって、心の緊張がゆるむ。努力を怠る。なまける。
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