無数のはね虫が火花のように光って飛ぶ。
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) 作品を確認(amazon)
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虫が飛ぶ・羽音
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茶褐色の虫が、スースーという老人の寝息のような羽音をたてて
井上 光晴 / 小説ガダルカナル戦詩集 amazon
どこからともなく蜜蜂の羽音が聞こえてくる。先生の部屋で聞いた羽音の名残りなのか、ただの耳鳴りなのか区別がつかない。しかしそれはどんなにか細く微かでも、それることなく真直ぐ鼓膜を突き抜けてゆく。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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どこからか入り込んだ小さな蛾が風に揺られる紙片のようにひらひらと漂っていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
蝉が俗界の執念を奏でるように鳴きさかる
辻井 喬 / 暗夜遍歴 amazon
タガメは金魚に取付くのに凶暴性 を持つ害虫である。
岡本かの子 / 金魚撩乱
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