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どしんと頭を叩 かれたようにふらふらっとして
宮沢賢治 / セロ弾きのゴーシュ ページ位置:46% 作品を確認(青空文庫)
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よろめく・ふらつく
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前後の文章を含んだ引用
......うな気がするのでした。 「えいこんなばかなことしていたらおれは鳥になってしまうんじゃないか。」とゴーシュはいきなりぴたりとセロをやめました。 するとかっこうはどしんと頭を叩 かれたようにふらふらっとしてそれからまたさっきのように 「かっこうかっこうかっこうかっかっかっかっかっ」と云 ってやめました。それから恨 めしそうにゴーシュを見て 「なぜやめたんですか。ぼくら......
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よろめく・ふらつくの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
脚に力が入らず、私はふらついている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
何ものかに、押し返されるように、彼は、たたたと、後へ戻った――いや蹌 めいた。
吉川英治 / 無宿人国記
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椅子の背もたれに仰け反るようにして、くちもとに軽く握った手を宛てがいながら、肩を揺すって笑っていた。そして、「おかしい。」と 呟くと、中指で下 睫 の涙を拭った。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
彼は衛兵所で中隊名と行先とを書き入れて衛門を一歩またいだが見る見るゴムのような或いは雲のようなものが衛門のうちから自分の後を追うてくるのを感じた。それは 紐 のような、また手のような形をしているかのようだ。それはいつも彼が衛門を一歩外へでるたびに後からついてくるのだが、それはどこまでも部隊のなかからくりだされ、のびてくる。彼は部隊から紐をつけてだされた人間だから、再びたぐりよせられて、そこに引きもどされなければならない人間だった。
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
ウッと 嗚咽 を漏らしました。両手で顔を覆い、溢れ出る嗚咽を飲み込むように苦しそうに泣いています。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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