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この古い押し花のにおいのするような奥ゆかしい日記
堀 辰雄 / 更級日記「更級日記など」に収録 作品を確認(amazon)
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日記・手帳
上品・洗練されている
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単語の意味
奥床しい・奥ゆかしい(おくゆかしい)
押し花(おしばな)
奥床しい・奥ゆかしい・・・上品で控え目で気配りができて、とても魅力的なさま。前に出てこないゆえに、奥深さがあって心惹かれる感じ。深い心遣いが感じられて、惹きつけられる。
押し花・・・押し葉にした花。花を新聞紙や電話帳にはさんで乾燥させたもの。
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日記・手帳の表現・描写・類語(道具・家具のカテゴリ)の一覧 ランダム5
私は日記なんて小学生の夏休み以来つけたことがない。しかし、ここ一か月だけはなぜかつけている。 気まぐれなものだ。ある日は何をしたかだけの簡単なものであり、ある日は暇で眠れないので、こんなに書く。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
八十パーセントの事実と二十パーセントの省察というのが、日記記述についてのポリシーだ。
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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上品・洗練されているの表現・描写・類語(印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
幽霊に脅されて、気弱なただの女になり下がろうとも、彼女は常に震えの下に気品を隠し持っている。まるで、育ちを隠せない姫君のように。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
それは何世紀にもわたって日夜、海水で洗われ、ようやく表面の粗さがとれた固い岩のようなものである
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
真っ黒いどっしりした大きい岩に白菊一輪のような気品
太宰 治 / 津軽 amazon
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「印象」カテゴリからランダム5
かわいいは権力、ださいは死刑。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
この世ならざる雰囲気
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
「道具・家具」カテゴリからランダム5
スーツや眼鏡とは違い、時計は早くから使い始めなければ馴染まないことを計算に入れて、小池くんは稼ぎのなかった大学生のころから、時計だけは本物を手に入れていた。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
いかだみたいに大きなソファ
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
火をつけると、この煙草特有の紙臭い臭いがたちこめ、それが炭火の臭気とまざって勝呂の胸をムカムカとさせた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
陽にさらされた白木の床に、たて長の巨大な段ボールが、白い彫刻のように突っ立っていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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