TOP > 風景表現 > 室内のようす > ゴミ屋敷・室内が汚い
(室内は、)脱ぎ捨てては無造作に積み重ねられた服の山があちこちに蟻塚のように林立し、かろうじて人の歩けるケモノ道のようなスペースにも、バッグやら小物やら本やら紙屑やらが散乱して、電話なんぞが鳴った日にゃ障害物レースのように、モノを飛び越えて走らねばならん。そして女王様は不器用なので、たいていモノに蹴躓き、蟻塚を倒し、本や紙屑を踏み散らすワケで、結果、家の中はますます乱雑を極める一方なのであった。
中村 うさぎ / 浪費バカ一代ショッピングの女王2: 2 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
ゴミ屋敷・室内が汚い
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
レース
レース・・・1.透かし模様のある薄い布。薄かったり小さな隙間が多かったりして向こう側が見えるつくりの布。「レースのカーテン」
2.競い合うスポーツ競技。ゴールを目指して争うこと。
2.競い合うスポーツ競技。ゴールを目指して争うこと。
ここに意味を表示
ゴミ屋敷・室内が汚いの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ビデオやDVDの箱が積木をひっくり返したように散乱していて、足の踏み場もなかった。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
油じみた襟元 を思い出させるような、西に出窓のある薄ぎたない部屋
有島武郎 / 或る女
このカテゴリを全部見る
「室内のようす」カテゴリからランダム5
広くはないが贅沢な造りである。三組ほどの客だけで、すぐ下の階の繁昌に比べると不思議なほど静かだった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
室内のようす の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ