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死んだように凝 っととまっている
梶井基次郎 / 冬の蠅 ページ位置:45% 作品を確認(青空文庫)
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じっとする・動かないでいる
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前後の文章を含んだ引用
......を眺めていると私の心はそうした深夜を感じる。深夜のなかへ心が拡がってゆく。そしてそのなかのただ一つの起きている部屋である私の部屋。――天井に彼らのとまっている、死んだように凝 っととまっている私の部屋が、孤独な感情とともに私に帰って来る。 火鉢の火は衰えはじめて、硝子 窓を潤 おしていた湯気はだんだん上から消えて来る。私はそのなかから魚のはららごに似た憂......
単語の意味
凝る(こる・こごる)
凝る・・・1。ある物事に度を越して心がとらわれる。熱中して打ち込む。ふける。(こる)
2.体が部分的に血行不良になり、筋肉が張った感じになる。(こる)「肩がこる」
3.細かいところまでいろいろと工夫する。趣向を凝らす。(こる)
4.一箇所に集まって、固まる。(こる・こごる)
5.液状のものが冷えて、ゼリーのように固まる。(こごる)
2.体が部分的に血行不良になり、筋肉が張った感じになる。(こる)「肩がこる」
3.細かいところまでいろいろと工夫する。趣向を凝らす。(こる)
4.一箇所に集まって、固まる。(こる・こごる)
5.液状のものが冷えて、ゼリーのように固まる。(こごる)
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