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動かない海と、屹立した雲の景色は十四歳の私の眼に壁のように照り輝いて写った。
林 芙美子 / 風琴と魚の町 作品を確認(amazon)
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海
積乱雲・入道雲・雷雲
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単語の意味
景色(けしき)
景色・・・風景。眺め。とくに、自然の眺め。
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海の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
人を飲み込んでしまいそうなその青いきれいな布の連なりのようなものが、僕の目の前で静かに揺れていた
よしもとばなな / 姉さんと僕「まぼろしハワイ」に収録 amazon
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積乱雲・入道雲・雷雲の表現・描写・類語(空・中空のカテゴリ)の一覧 ランダム5
空の遠くにまるで巨大な亀頭のような白い積乱雲が見える。澄みきった青空の中で、近づいてきているのか遠のいているのかもわからないそのシルエットは、異様な存在感を呈していた。
羽田 圭介 / スクラップ・アンド・ビルド amazon
午後の光にかがやいた湾のむこうに大きな入道雲が金色に縁どられながら 湧いていた。雲はなぜか空の宮殿のように白く巨大だった。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
夏の終わりの入道雲には、やんちゃ坊主のあがきのようなおかしさがある
竹西寛子 / ひとつとや amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
頭上に広がる青空を 宛ら に映したような海原と彼方の海岸線
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
手繰られた縄は滑車をとおるときに、氷雨のような繁吹(しぶき)をあたりに散らす
三島 由紀夫 / 潮騒 amazon
(川べりの部屋)川の音は音楽だ。部屋を彩る。
吉本 ばなな / 大川端奇譚「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
「空・中空」カテゴリからランダム5
昼の月が、やぶけたオブラートのように、青い空に張りついていた。
山本 有三 / 波 amazon
水気の多い温気が、身体を擡 げるように籠 って来る
岡本かの子 / 河明り
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