言っていることがきわめて曖昧だ。中心はぼかされ、はぐらかされている。
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脱力・力が抜ける
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単語の意味
曖昧(あいまい)
曖昧・・・はっきりしないこと。明確さに欠けるさま。「曖」も「昧」も訓読みで「くら(い)」と読める。
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脱力・力が抜けるの表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
あやつり人形が人形師の手をはなれたように身体中の力が抜けて行くようだった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
魂が抜けたみたいになって、喜びや悲しみの感情の動きに生気がなくなる
浅川 純 / 社内犯罪講座 amazon
途方もなく長い道のりを通りぬけてきたかのような、深い奇妙な脱力感が身体の奥底に居すわってしまったのも感じる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
牛河はその午後を、深い無力感に包まれて過ごした。その無力感にはかたちもなく重みもなかった。血液の動きが遅く鈍くなった。視野に淡い霞がかかり、手脚の関節が気怠く軋んだ
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
固まっていた物が融けて行くように、立ち据わる力がなくなって
岩野 泡鳴 / 耽溺 amazon
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「嫌い」カテゴリからランダム5
自分の体が、キルク(=コルク)が水に浮いているようで
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
アパートに帰ると部屋は真暗だった。上り口に腰をかけると急に疲労がこみあげてきた。彼女はしばらくの間、靴もぬがず、膝を両手でかかえてじっとしていた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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