ちょっとした仕草・癖の表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
直子は話しながら無意識に指先ですすきの穂をほぐし、風にちらせていた。全部ほぐしてしまうと、彼女はそれをひもみたいにぐるぐると指に巻きつけた。
村上 春樹 / ノルウェイの森 上 amazon
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
濡れた小鼻がピクピク震えている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(後ろから羽交い絞めに抱かれる)彼の腕は、まるでわたしがしがみついている、バーみたいだった。それは、突風が吹いてきても、人生から振り落とされずにいるためのバーに似ていた。 「この腕……」とわたしは彼の腕をさすりながら言った。「ジェットコースターに乗ってる時、身体を支えてくれるバーに似てる。握ってるだけで安心する」
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
腹の減った小初が遠慮 なく箸を上げている
岡本かの子 / 渾沌未分
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