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二人はくつろいだ姿と心とで火鉢ひばちにより添った。世の中は二人きりのようだった。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:39% 作品を確認(青空文庫)
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寄り掛かる・もたれる・身を預ける
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前後の文章を含んだ引用
......や座敷に続く芝生しばふのはずれの石垣いしがきには海の波が来て静かに音を立てていた。空には月がさえていた。妹たちに取り巻かれたり、下宿人の目をかねたりしていなければならなかった二人はくつろいだ姿と心とで火鉢ひばちにより添った。世の中は二人きりのようだった。いつのまにか良人おっととばかり倉地を考え慣れてしまった葉子は、ここに再び情人を見いだしたように思った。そして何とはなく倉地をじらしてじらしてじらし抜いたあげくに、その......
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姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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寄り掛かる・もたれる・身を預けるの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
二人がもたれている観覧席のてすりは、すっかり温かくなっていた。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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思わず哄然こうぜんと笑い出した。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
表情がくずれ、声をたてて笑った。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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