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(ラムネのビー玉)びいどろの味ほど幽 かな涼しい味があるものか。《…略…》あの味には幽 かな爽 やかななんとなく詩美と言ったような味覚が漂って来る。
梶井基次郎 / 檸檬 ページ位置:22% 作品を確認(青空文庫)
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硝子(ガラス)
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前後の文章を含んだ引用
......いどろという色硝子 で鯛や花を打ち出してあるおはじきが好きになったし、南京玉 が好きになった。またそれを嘗 めてみるのが私にとってなんともいえない享楽だったのだ。あのびいどろの味ほど幽 かな涼しい味があるものか。私は幼い時よくそれを口に入れては父母に叱られたものだが、その幼時のあまい記憶が大きくなって落ち魄 れた私に蘇 えってくる故 だろうか、まったくあの味には幽 かな爽 やかななんとなく詩美と言ったような味覚が漂って来る。 察しはつくだろうが私にはまるで金がなかった。とは言えそんなものを見て少しでも心の動きかけた時の私自身を慰めるためには贅沢 ということが必要であった。二銭や三銭の......
単語の意味
詩美(しび)
詩美・・・詩のような美しさ。詩の美しさ。
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(みぞれにラムネをかけたもの)舌の上がぴりぴりとしてその醍醐味 は蒼涼 。
林芙美子 / 新版 放浪記
喉元で炭酸が炸裂する。
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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まるで腕の悪い泥棒が無理矢理押し入ったみたいな有様で窓ガラスが割れている
東川 篤哉 / 謎解きはディナーのあとで amazon
ガラス窓が十二月の風に磨いたように冷たく光っていた。
林芙美子 / 新版 放浪記
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象消滅の記事は地方版のトップに載っていた。「──町で象が行方不明」という地方版にしてはかなり大きな見出しがまず目につき、それから「町民のあいだに不安強まる。管理責任追及の声も」という一段小さな見出しが続いていた。
村上 春樹 / 象の消滅「新装版 パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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