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唯でさへ猫背なのを、一層寒空の下に背ぐくまつて、もの欲しさうに、左右を眺め眺め、きざみ足に歩くのだから、通りがかりの物売りまで莫迦ばかにするのも、無理はない。
芥川龍之介 / 芋粥 ページ位置:18% 作品を確認(青空文庫)
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猫背・背中を丸める
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前後の文章を含んだ引用
......い心もちがする。それにいてゐる太刀も、頗る覚束おぼつかない物で、つかの金具も如何いかがはしければ、黒鞘の塗も剥げかかつてゐる。これが例の赤鼻で、だらしなく草履をひきずりながら、唯でさへ猫背なのを、一層寒空の下に背ぐくまつて、もの欲しさうに、左右を眺め眺め、きざみ足に歩くのだから、通りがかりの物売りまで莫迦ばかにするのも、無理はない。現に、かう云ふ事さへあつた。……  或る日、五位が三条坊門を神泉苑の方へ行く所で、子供が六七人、路ばたに集つて、何かしてゐるのを見た事がある。「こまつぶり」でも......
単語の意味
寒空(さむぞら)
足・脚・肢(あし)
刻み足(きざみあし)
寒空・・・冬の寒い空。いかにも寒そうな冬の空。寒天。冬天。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
刻み足・・・小刻みな歩幅で、急いで歩くこと。小さな歩幅でせわしげに歩くこと。また、その足運び。
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赤ん坊は爪先が頭に触れる程身体を丸くして、背中で半円形を描きながら
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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プール一杯分くらいの汗
井上 ひさし / モッキンポット師ふたたび amazon
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椅子に半分だけ腰を掛け、落ち着かない様子で紅茶を口に運んだ。
阿刀田 高 / 来訪者「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon関連カテ落ち着かない座り姿勢
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