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夕方、そろそろ西日になって、本が読みにくくなってきた
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:11% 作品を確認(amazon)
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夕日・西日
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前後の文章を含んだ引用
......らい、素もぐりでつき合う。もう少し滞在が長引いたらライセンスを取ろうと思う。だから彼は私のいないとき、地元の友達やコズミくんと遠くまで潜りに行っているようだ。 夕方、そろそろ西日になって、本が読みにくくなってきたな、と思うころ、竜一郎が浜辺を歩いてくる。黒く焼けて、着替えて、笑っている。 海と西日の金に溶ける恋人の姿。 私は起き上がり、砂を払う。 何を食べに行くか話す。......
単語の意味
西日(にしび)
西日・・・西に傾いた太陽の光。とくに、真夏の変わらず衰えない夕方の日差しについていう。
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