TOP > 風景表現 > 室内のようす > ドアのチャイム・呼び鈴
くぐもった声が、インターホンから聞こえた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
よく聞こえない・不明瞭な音
ドアのチャイム・呼び鈴
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......い。 きっとどこかの世にも悲しい空間にまだ、まさに今もいるのだ。一度は私であったあの子たちは。 私は、受話器を取って呼びかけた。「竜一郎?」「そうそう。」と言うくぐもった声が、インターホンから聞こえた。私はボタンを押して、一階の入り口のドアを開けた。やがて靴音が近づいてきてドアの前に立ち、こんばんは、と声がした。私はチェーンをはずし、ドアを開けた。「やあ。」 ......
単語の意味
くぐもる
くぐもる・・・声がこもる。声が物の影から出てきたようにハッキリしない。
ここに意味を表示
よく聞こえない・不明瞭な音の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(両耳から声を掛けられて)まるでボーリング・レーンの端からスプリットの7ピンと10ピンに話しかけられてるみたいだった。
村上 春樹 / 1973年のピンボール「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
彼が看護婦と何事か話している声が聞こえた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
ドアのチャイム・呼び鈴の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ドアをノックすると、驚くほどよく響いた。所詮は突貫工事、建物全体が大きな太鼓のようになっている。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「室内のようす」カテゴリからランダム5
長く使っていない部屋の空気が、雪の冷たさを閉じ込めておいたように背筋をひんやりさせる
内田 康夫 / 風葬の城 amazon
白砂に緑(えん)の砂洲を配した美しい庭
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
噛み合わせが悪いのか、祐一が何度か鍵を回してやっとドアが開く。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
「声・口調」カテゴリからランダム5
吉川英治 / 銀河まつり
子どもらの奇声のような笑い声
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
室内のようす の表現の一覧
声・口調 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ
感覚表現 大カテゴリ
人物表現 大カテゴリ