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しばらくは無言でぼんやり時間を過ごすうちに、一列のがんが二人を促すかの様に空近く鳴いて通る。
伊藤左千夫 / 野菊の墓 ページ位置:46% 作品を確認(青空文庫)
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黙る・沈黙 鳥のさえずり(鳴き声)
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前後の文章を含んだ引用
......こで少しく話をしたかったのだ。民子は勿論のこと、僕よりも一層話したかったに相違ないが、年の至らぬのと浮いた心のない二人は、なかなか差向いでそんな話は出来なかった。しばらくは無言でぼんやり時間を過ごすうちに、一列のがんが二人を促すかの様に空近く鳴いて通る。  ようやく田圃へ降りて銀杏の木が見えた時に、二人はまた同じ様に一種の感情が胸に湧いた。それは外でもない、何となく家に這入はいりづらいと言う心持である。這入りづらい......
単語の意味
雁・鴈(がん・かり)
暫く・姑く・須臾(しばらく)
雁・鴈・・・1.カモ科の鳥のうち、比較的大きい水鳥の総称。首が長く足は短い。嘴(くちばし)・足は黄色。雌雄ともに同じ色。V字型の隊列を組んで鳴きながら飛ぶ。晩秋に日本列島に来て、初春に帰る。
2.雁・鴈の鳴き声を表す言葉。雁鳴く(かりなく)。
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
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石で刻まれたみたいに黙ってる
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鳥がツンツン鳴きました。
宮沢賢治 / ひかりの素足
郭公の声が一筋、柔らかな光の中を横切って彼方の稜線に消えて行く。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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牛のようにおし黙って
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(ひよこ)柔らかい綿のようなものが手に触り
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