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純白の小箱に入った婚約指輪の、陽を浴びてとけかかった雪の結晶のようにぬれぬれと輝いていた一粒のダイヤ
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 ページ位置:89% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......い。話はそれからだ」 結婚しよう、と言ったときの絃のおだやかな顔つきが思い浮かびます。私のために決意をかためてくれた彼。彼の背後に流れていた私の故郷の川の音も。純白の小箱に入った婚約指輪の、陽を浴びてとけかかった雪の結晶のようにぬれぬれと輝いていた一粒のダイヤも。今日、絃と私にしか起こせなかった奇跡。いっしょにいてもいつも心がすれ違っていた私たちがぴたりと合わさった、はじめての記念日。明日は私の誕生日、入籍の日。変更......
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彼女たちの身につけた小ぶりではあるけれど高価なアクセサリーは、血を求める吸血鳥よろしく、反射のための微かな光を希求している。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
(貝の中の真珠)指を外套膜の中にさし入れると、指先にコトリと触れて、するすると逃げて行くものがありました
林房雄 / 恐怖の花(双生真珠) amazon
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真珠のやうに光る
宮沢賢治 / ひかりの素足
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肩上げのとってない昔風な羽織
林芙美子 / 新版 放浪記
椅子の上で背筋を伸ばした水島は、スーツの上着を肩で着こなしていて、身頃の布地は肉の薄そうな胸にほとんど触れずにストンと落ちている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
まるで山出しの女中
林芙美子 / 新版 放浪記
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