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銀行家などは毎日人の金をあつかいつけているうちに人の金が、自分の金のように見えてくるそうだ。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:78% 作品を確認(青空文庫)
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気まぐれ・思いつき・軽い気持ち
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前後の文章を含んだ引用
......のもののように使っていた火鉢を何の気もなく、つい持って来てしまったのだそうだ。少々たちが悪いようだ。考えるとたちが悪いようだがこんな事は世間に往々ある事だと思う。銀行家などは毎日人の金をあつかいつけているうちに人の金が、自分の金のように見えてくるそうだ。役人は人民の召使である。用事を弁じさせるために、ある権限を委托した代理人のようなものだ。ところが委任された権力を笠 に着て毎日事務を処理していると、これは自分が所......
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気まぐれ・思いつき・軽い気持ちの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
気まぐれに翻弄された。
岡本かの子 / 巴里のキャフェ
荷物を持たずに長距離列車に乗るのは素敵な気分だった。まるでぼんやり散歩しているうちに時空の歪みにまきこまれてしまった雷撃機みたいな気分だ。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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不安を警告するように、左の肋骨に軽くつき当るような動悸を打っていた。
伊藤 整 / 氾濫 amazon
背中の荷物をゆすぶりあげて歩く。蝸牛 のような私のずんぐりむっくりした影。
林芙美子 / 新版 放浪記
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