小さいお櫃 に過分な御飯。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:72% 作品を確認(青空文庫)
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白飯・米
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......る。 ありがたや、かたじけなや。何もかもなむあみだぶつの心持ちなり。 どしゃぶりの雨。下宿に五円入れる。昼飯が運ばれる。切り昆布に油揚げの煮たのに麩 のすまし汁。小さいお櫃 に過分な御飯。雨を見ながら一人しずかに食事をする愉しさ。敵は幾万ありとてもわが仕事これより燃ゆると意気ごんでみる。食事のあと、静かに腹這い童話を書く。いくつでも出来そうな気が......
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パエリャ・バレンシアーナのおいしいところは、殻つきの貝のなかに入りこんだサフランご飯で、みな殻を手にもって歯でしごくようにして食べることだ。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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